FXは日中働きに出ている方でも取引することができますが、その理由はFXは24時間常に取引をすることができる為です。
というのも株式投資の場合にはその国の市場が開いていなければならないですが、為替は自分の国以外の市場が開いていれば取引が可能で、常にどこかの国の市場が開いていることから24時間取引できる仕組みになります。
しかし、24時間いつでも取引は可能ですが、時間帯によって開いている市場が異なり、その市場規模によって取引量が大きく変化します。

中でも日本市場が開く9時から17時、ヨーロッパ市場が開く16時から24時、アメリカ市場が開く22時から朝7時までの時間帯は流動性が高く利益を上げやすいです。
ちなみに取引量の多い順番で言えば1位がヨーロッパ、2位がアメリカ、3位が日本になります。

また開いている市場の国の通貨は動きやすい性質があり、例えば日本時間を同じ時間帯にはオセアニア市場も開きますので豪ドル円の流動性が高まります。
ただし上で挙げた3つの市場の中では日本市場は最も流動性が低い為あまり利益を上げることができず、やはりヨーロッパ市場とアメリカ市場が最も大きく動き利益も上げやすい特徴があります。

FXの取引手数料

FXにはスプレッドと呼ばれる仕組みがあり、これは買いの価格と売りの価格の差額のことで、このスプレッドが実質的な手数料になります。
では、いくらぐらいのコストがかかるのかというと、それは通貨ペアと取引の際の数量によって変化します。
例えばドル円のスプレッドが1銭の時に1万通貨を1枚の数量で買うとします。すると注文直後はマイナス100円からスタートします。

同じ数量でもスプレッドが3銭ならマイナス300円、スプレッドが1銭でも数量が100枚ならマイナス1万円からスタートすることになります。このスプレッドは通貨ペアや証券会社によって異なります。
そして数量は証拠金によって注文できる数量は異なりますが、FXにはレバレッジと呼ばれる仕組みがあり、それによって日本では証拠金の25倍まで注文することができます。

そもそもFXは口座を開設してお金を入金すると、そのお金を担保として証券会社からお金を借りて取引する流れになりますので、その流れの中で証拠金の25倍までは証券会社がお金を貸してくれるという事です。

また、FXには口座の証拠金維持率というものがあり、それが50%などを下回ると強制的にロスカットされてしまいます。
そしてレバレッジが大きいと1銭あたりの損益も大きくなりますので、逆方向に動いたときに強制ロスカットになる値幅も小さくなり、ちょっとした値動きでもロスカットされることがあります。

FXの取引手数料

FX取引のしやすさごとに業者を比較

FXでは取引のしやすさも、FX会社を比較するためにはとても重要なことになります。

外為は常にチャートが変化しており、どれだけ取引がしやすいツールがあるかは得られる金額に大きくかかわってきます。ボタン一つで注文できるものであれば、スキャルピングなどの一瞬の判断が必要になる取引にはとても便利です。
また、デイトレードのようにある程度の時間をポジションを保持している状態になる場合は、指値での注文やOCOなどの注文が利用できることが大切です。FX会社によっては、自動売買ツールなどもあるのでそれらを利用することも選択肢の一つです。

しかし、注意しなければいけないことが、取引ツールによっては利用するのに手数料がかかることがあることです。そうなってしまうと、その手数料以上に利益を得なければいけないので、慎重に取引を行う必要があります。(FXトレーダーにとって必需品ともいえるMT4インジケーター追加の仕方を紹介

FX会社は頻繁にキャッシュバックなどのも行っているので、キャッシュバックの条件を満たすように取引を行っていくことも、利益を得るためには重要なことです。
全体的に意識を向けて、どのように利益を出すことができるのか、常に考えるようにしましょう。

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