取引単位を比較

メジャーな10通貨のレバレッジ

世界には多くのFX会社が存在していますが、最低取引単位が決められています。
国内の多くの会社は1万通貨単位での取引が主流ですが、海外では高いレバレッジをかけることができるため、10万通貨単位の取引が普通です。

レバレッジが高ければ高いほど最低証拠金が少なくなりますので、取引単位が高くても問題がないのです。
国内ではレバレッジが25倍までと決められていますので、例えば1通貨100円の外貨を取引する場合、4円の証拠金が必要です。1万通貨単位での売買をする場合は4万円が最低証拠金です。

レバレッジに規制が入ったことによって、最低証拠金が上がってしまい、結果として証券会社で取引をする人が少なくなってしまいました。
そこで中にはもっと少ない量からトレードができるよう、1000通貨を1単位としている会社もあり、中には1通貨ずつ購入することができる会社もあります。少ない量で取引できれば資金も少なくて済みますが、中には別途手数料がかかる会社もありますので、取引コストとリスクを考えて、トレードする口座を選ばなくてはなりません。
トレード回数が増えれば増えるほど手数料負担は大きくなります。

FXの1通貨の取引単位はサービスごとに違う

会社ごとによって通貨の取引量が異なることはわかりましたが、実は同じ会社内でも通貨ごとに取引量を設定しているケースがります。

メジャーな通貨として挙げられるのが、米ドル、ユーロ、円、ポンド、豪ドル、ニュージーランドドル、スイスフラン、カナダドル、南アフリカランド、人民元など10通貨です。
中には1通貨の価格がとても高いものと低いものもあります。例えば1ドル100円でも、南アフリカランドは10円など、価格に大きな差があると1万通貨単位では大きなトレードができません。
そこで価格の低い通貨に関しては10万通貨単位としている会社も多数あります。
通貨は必ずペアでトレードしますので、価格の高いものと低いものをトレードする場合は単位が違っていることがある点に注意しておきましょう。

また、世界のメジャーな10通貨の中でも、頻繁に売買される通貨ペアには大きな偏りがあります。世界のシェアの約4分の1が米ドルとユーロです。
円もユーロもメジャー通貨ですが、この組み合わせでのシェアは1%程度しかありません。

シェアの低い組み合わせでの売買ではスプレッドが広く設定されているものもあります。

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